たりらん3

ギタリスト川上裕之のブログ

Recしてるなう

ギターのレコーディングをしています。

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バッキングとソロをお願いしますー

 

的な。

 

速攻でフレーズが出てくる人がうらやましい

おいらは最初のフレーズはクソダサいもんばっか出てきて

そこからもう無理ってなったその先まで脳みそ絞りに絞って

んでやっと良い(と自分で思える)フレーズが出てくる

 

だから時間かかっちゃう。ごめんね依頼主さん。。。。

 

今日もぎゅーぎゅーに絞りました。脳みそを。

 

ところで自宅で録音してるってのと

スピーカーキャビネットを持ってないってので

私はアンプシミュレーターにお世話になりっぱなしなのです。

 

思えばLine6のPODを使ってしまってからアンプシミュレータの虜

経緯としては

Line6 POD2.0

Line6 PODxt

Line6 PODfarm

Line6 PODfarm2

IK Multimedia Amplitube3

IK Multimedia Amplitube4

 

って。

どれも買った当初は「音イイ☆」だったんだけど

使っていくとそのアラが見えてきて、そんな時に新製品が出たりで

どんどん変わっていっちゃったんですよ。

 

んで、Amplitube4で落ち着いたかというとそうでもなくて

これってば去年の9月に出たばっかりなのにね

もうそれでも不満が出てきたりしてます。

 

んで、今一番アツイのがスピーカーキャビネットモデリングにIRを利用する方法。

IR(Impulse Responses)ってのは、リバーブやディレイとか、あとは実際の空間の特性を記録したデータだとさ。

偏ったDTM用語辞典 - インパルスレスポンス:Impulse Responseとは - DTM / MIDI 用語の意味・解説 | g200kg Music & Software

 

今のアンプシミュレータの、特にキャビネットシミュレートのとこはIR使ってるの多いらしいっす。

アンプシミュレーターって、一つのアプリの中で

 

ギターアンプの音をシミュレート

ギターアンプスピーカーの音をシミュレート

 

って順番で音作りがされてるんだけど

後者の部分を別の専用アプリに任せちゃうの。

 

んでだ。

IRってのがあるぞって気付いた時にひたすら調べて、

お試しいっぱいしてみて

このサイトを見つけました

 

RedWirez

Red Wire Impulse Responses | High quality guitar speaker cabinet IRs for use with convolution plugins

 

ここで配布されているキャビのIRデータがすげー音良かった。

Marshall 1960A Celestion G12M-25sが素材で

それを17種類のマイクで、

4種類の位置を、

9種類の距離で、

それぞれ測量したデータが配布されてます。

そいつが、

44.1kHz用、48kHz用、88.2kHz用、96kHz用それぞれ用意されちゃってる。

SM57の音も良い音出し

U87の音はキラッキラツヤッツヤだった

 

ちゃんと買うと、

FenderやVintage MarshallやBoogieMark IIcやらBognerやらVOXのキャビデータもある。

あー。これ欲しい。

 

って、やればやるほどいろんなことに気づいていくっすね。

 

本当はUAD-2のMarshallのプラグインも欲しいんだよ

www.uaudio.jp

でも$399なんだよね。

ちょっと勇気がいる金額。

これも試したんだけど、クッソ音良い。